星に願いを・・・

2003年7月3日
もうすぐ七夕。

子供がいなかったら年中行事なんてほとんど無意識のうちに

過ごしていただろう。

今のところ、仕事が終わって帰ると、なっちゃんに

『今日の出来事』を聞くのが日課となっている。

昨日は、学校で七夕の短冊作りをしたと。

どんな願い事を書いたのか聞いてみた。

最初に出てきたのは『火傷が治りますように』

次は『お友達と仲良くなれますように』

次に『皆が幸せでいられますように』

だった。

・・・

どれも、彼女の心の中にあるものだろう。

普段は火傷のことは気にしないそぶりでいる。

休み時間に友達の輪に入っていかれないのも事実である。

家庭で、揉め事を見たくないという気持ちが働いてる。

火傷のことを考えたら、どうしてあげるのが一番なのか

すぐ結果を出せないでいることがもどかしい。

友達の輪に入れない・・これは、自分自身がそうだったから

その時の気持ちがわかるだけに、どうすることもできず

やっぱりもどかしい。

家庭での揉め事・・これは、仮にあったとしても

母親とあたしの間で起きるくらいだから、なるべく

そうならないように心がける。

たいがい、こんな話は二人だけで入浴中の会話なので

オトーサンはあまり知らない。

なんだか彼女に申し訳ない気がして涙が出てきた。

なっちゃんは、ママの泣き顔は好きじゃない。

自分が悲しい気持ちを思い出すのも、ママの泣き顔を

見るのもいやだから、楽しい話だけしたいと言う。

・・・ちょっと心配になった。

こうして彼女が大人になると、現実逃避するように

なるんじゃないかって。

Dr.に相談したら、自分なりの考え・人格があるんだから

心配することはないだろうって・・・

普段寂しい思いをさせてるなって反省と同時に

添い寝も再開。

いつまでも赤ちゃんのままではないし、ひょっとしたら

想像を絶するほど大人の考え方をしているかもしれない。

彼女を見て、自分の生き方を反省するのである。

・・・

・・・

そんななっちゃんの得意技は『尻文字』

親ばかと言われても当然だけれど、これは絶品である。

大人になるまで、大切に育てたい『芸術』だ。

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