ふわふわボアの真っ白なダウンがよく似合うウサギちゃんみたいなミニスカ事務員、通称キティちゃんのお父さんが亡くなった。
ご機嫌がナナメだったのは、そういうことだったのかと理解した。
当たり前だ。
身内が危篤状態の時に平然としていられるものか。

葬式と言えば、母方の祖母が88歳。
一時認知症で最悪の状態かと思われたものの、奇跡がおきたのかと思うほど回復し耳は遠くなったものの記憶力が戻って、いいのかどうなのか・・・
な祖母に年末会った時のこと。
自分の葬式のことが心配なようだ。
喪主を誰がするのかで。
母と叔母は仲がよろしくない。
祖母が最悪の状態に陥った時以来直接話してないくらい。
その前からもあまり行き来はなかったけど。
叔母は祖母と暮らしていたし、今でもケアハウスを訪れ週一のペースで洗濯物やら世話をしている。
が、一緒に住んではいないが、跡取は母である。
ここで、自分の葬式の時に娘婿が喪主をするのは我慢がならないらしい。
本来の流れからいけば、そりゃ離れて暮らしていても跡取がするのが当然だろう。
でも、仲の悪い叔母が祖母の死を母に連絡するだろうか??
毎年不幸の知らせが増える度に思うらしい。
死んでも死にきれないと。
結婚式やら葬式といったことに、しきたりというかこだわりというか面倒くさいものがある土地である。
死んでしまった後のことを心配しても仕方がないと思うのだが、年寄りは気になるのだろう。
残された者が恥をかかないかと。

人生最後のイベントとは言え、本人全く手をかけることがないのに面倒なことだ。
自分ならどうするだろう。
既婚なら当然配偶者が喪主なのだろうけれど、ひとりになった今は子供たちに託すのか・・・
それもまた面倒な気がする。
葬式なんて出さなくていいから、そっと土に還しておくれ・・・
とだけ残しておこうか。

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